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「モノレール乗り場」の光景です。「都心空港１５分、大人２３０円」の看板が見えます。
昭和50年(1975年)の大卒初任給が７万円、2010年が20万円と比べると若干割高でしょうか。
実際、開業から暫らくは運賃の高さが災いして「閑古鳥が鳴く」状態でした。
そんな東京モノレールを救ったのは、高度成長時代の凄まじい交通渋滞でした。
「日交観」の旗に導かれて急ぐ団体旅行客の皆さんは、ハワイ土産をいっぱい抱えていました。
懐かしくも活気溢れる光景です。 |
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羽田国際空港の表玄関です。外国の航空会社の看板がずらりと並ぶ中、
日本航空のサインも見えます。
「兄さん」の髪型とジャケットのセンスに時代を感じます。 |
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国際線の到着ターミナルです。
沢山の迎え客が税関出口に詰めかける光景は中国の地方都市空港にそっくりですが、
背後の壁に北斎の富嶽三十六景が架かる35年前の日本の玄関口でした。 |
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到着便の案内板です。殆どの便に遅延もしくは早着のスケジュール変更がありました。
予定時刻が変わる度に、下から上に向かってパシャパシャパシャと表示が変わる
アナログ式フライト案内板が懐かしいです。
旧名古屋空港のターミナルビルに当時のままに静態保存されているそうです。 |
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こちらはもう少し便利な掲示板です。到着、検疫、通関などの経過が表示されていました。
CATHAY、IRAN AIR、PANAMの到着便状況が表示されています。
最下段のPANAM便に注目、”round the WORLD”、世界1周便と表示されていました。
PANAMの花形、世界一周便は西回り のPA001便と東回りのPA002便が運行されていました。
日本航空もフラッグシップの意地に懸けて1967年に世界一周便を開始しましたが、
1972年に採算性悪化で運行を打ち切りました。 国際線の象徴だったPANAMも1980年に
世界一周便を終了しました。
2001年宇宙の旅にスペースシャトル”オリオン号”が就航するはずだったパンアメリカン航空が
倒産したのは1991年12月のことでした。合掌。 |
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