尾久機関区に憩う電気機関車たち

駅と並ぶもう一つの撮影地は機関区でした。自宅近くに田端機関区があり休みの日に
自転車で通いました。今では考えられないことですが、そのころは全く出入りが自由で
居並ぶ機関車の間をちょろちょろと歩き回って写真を撮っていました。

　宇都宮機関区所属のEF57 11号機と　長岡機関区所属EF58 37号機が並んでいました。
田端機関区には主に常磐線のEF80型が配属されていましたが、他機関区のEF56,EF57,EF58も
沢山見ることが出来ました。

　豪快なデッキと車端ぎりぎりに設置されたEF57型は漢っぽい印象でした。
東北本線用のEF57は15両を数えましたが、全機が宇都宮機関区に所属していました。

宇都宮機関区所属のEF58 58号機。今だったら人気の出そうな語呂合わせ番号機です。
運転窓の上の大きなヒサシが印象的でした。

　このEF58 79号機は何と米原機関区所属機でした。西日本では結構有名な機関車だった
そうです。昭和40年ごろは、ブドウ色2号の機関車と青15号+クリーム1号の新塗装が
混在していました。