栄光の特急牽引機たち
  昭和39年(1964年)に東北本線経由の「はくつる」、昭和40年(1965年)に常磐線経由の
「ゆうづる」の二本の寝台特急列車が設定されました。
 昭和43年10月までの短い間でしたが、ヘッドマークを誇らしげに掲げて機関車が走りました。
 
 暫し休息を採るEF5864号機 宇都宮運転区所属 昭和40年頃の撮影です。  
同機は東京機関区時代にも特急牽引専用機で、薄緑色に塗装された有名機でした。 
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 同じく「はくつる」HMを取り付けたEF58 70号機 昭和42年頃の撮影です。
 20系「はくつる」が583系寝台電車に置き換えまで、あと1年足らずでした。
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 ラストナンバーEF80 50号機が「ゆうづる」のヘッドマークを付けていました。田端機関区の主役です。
1号機からラストナンバー50号機まで田端機関区の所属で全機が田端で生涯を送りました。
 2015年の今も田端機関区は多くの機関車で賑わっていますが、顔ぶれはすっかり変わりました。
50年前の田端機関区は、少年だった私にとって夢のような場所でした。その記憶を大切に致します。
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この項終わり。
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