薫風編

JR久留里線　キハ３０系

a

2010年4月30日　久留里線　東清川〜横田

薫風（くんぷう）といったらこれ！初夏の空に舞い踊る鯉のぼりに勝るものは無し！！ 小櫃（おびつ）川に百本の鯉のぼりがひるがえり、キハ30系の3両編成が渡っていきました。

a

2010年4月30日　久留里線　下郡〜小櫃

久留里線は千葉県のJR木更津〜上総亀山32.kmを走る非電化路線です。 東京近郊でありながら、2012年3月までタブレット閉塞で運行管理していたローカル色満点の路線です。 かつて内房線、外房線、総武本線が未電化の頃は、270両を超えるディーゼルカーが千葉駅を中心に走り ディーゼルカー王国と称されていました。いまでは久留里線に残るだけです。

a

2010年4月30日　久留里線　東清川〜横田

久留里線の主役は何故か3扉のキハ30系(1962年〜)でした。 他の路線はキハ10系(1953〜)、20系(1957〜)、急行用の26系(1957〜)、28系(1961〜)などの 2扉クロスシート車両が主力だったのに比べ、何となくサービスが悪いかな？と感じたこともありました。

a

2010年4月30日　久留里線　下郡〜小櫃

しかし旧国鉄の車両が最後まで残ったのが久留里線でした。2009年7月にはクリーム色と朱色の 旧国鉄色に塗りなおされて更に人気が沸騰しました。昔は左程（さほど）関心がなかったキハ３０ですが 子供のころの情景（50年前！）が蘇ったような気持ちになりました。 　久留里線のキハ３０は2012年9月21日をもって運転を終了しました。 「2013年、いすみ鉄道でキハ30復活の計画が！！」

次へ　　前へ　　掲示板リンク