全 爆発するコンビナートの炎が空を焦がし、真っ黒な津波が街を、畑を、港を、
空港を飲み込む映像が何度もテレビ画面に流れました。
26,000人を超える方が命を失い、260,000人以上の方が家を失いました。
ニュースキャスターが「最悪の事態になったらどうなりますか」のフレーズを繰り返し
いまも原子力発電所の爆発に怯える日々が続いています。
就職難が続き、政局が混乱し、携帯カンニングが話題になっても、それなりに過ごしていた日常が
ごっそり無くなってしまった思いです。
去り行く列車を惜しみ、華やかに登場する新スターを祝うのは
平穏無事な日常が在ったから出来るのだと、改めて思います。
被災された方が、街が、鉄路が立ち直り、やがて日常が戻るのを心の底から望むのです。
何処にも居る一人の「鉄」は3月11日にこんな光景を眺めていました。
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