下廟子駐機場にて

駐機場で轡（くつわ）を並べて休む３１３２北京BJ型内燃火車と０９７３上遊SY型火車。 煤けた蒸気機関車と箱型のディーゼル機関車が並ぶ光景は、 さしずめ薄命の中型機DD54と万能機C58の邂逅か。

下廟子駐機場　2007/4/29

北京BJ型ディーゼル機関車について

北京BJ型は1975年より生産されたB+B型機関車で、上遊SY型より車齢の高い車両も在る。 貨物用の1000番代、DD50のような片運転台の2000番、高速旅客向けの3000番代が在る。 しかし動力近代化のため現在では中国国鉄本線から急速に姿を消しつつあり、 払い下げ先の南票鉱務局などの専用線や地方鉄路で細々と稼動している。

駐機場に隣接して駅があった。日本でもかつては駅のホームから機関区が眺めることができた。 １０５次の到着は朝１０時頃、発車は１６時過ぎの６時間停車。流石は石炭運搬が優先される路線だと思った。

西線　１０５次　下廟子駅　　　2007/4/29

あ

東線の２０５次列車が西線１０５次を追い抜いていった。 その時、偶然にも１０５次が数メートル移動したので あたかも二列車同時発車のような光景をカメラに収めることが出来た。

下廟子駅　2007/4/29

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