 |
| パンガーPangkaの製糖工場(６００mm） |
既にサトウキビ畑まではトラック運搬に切り替わり廃線となっているが、積替え所（背景のヤグラ）から
製糖工場までスイッチバック状の路線が残っており、５両あまりの機関車がゴロゴロと動いていた。
機関車の銘盤に、ＡＲＮ・ＪＵＮＧ G.m.b.h 1915と在ったが、１９１５年のドイツ製である。
 |
実はパンガ工場の真髄は
砂糖加工工場にあった。
１００年以上前に設置された
機械がそのまま使用されて
蒸気エンジン動力なのだ！
工場内で回転する巨大な歯車とピストンは圧巻である。 |
|
|
 |
| ジャティバランJatibarangの機関区(６００mm） |
|
ジャティバランの製糖工場も線路が工場内の運搬に残されているだけだった。
しかもディーゼル機関車が増備されて、稼動している蒸気機関車は２両のみだった。
しかし、機関区には立派な扇状庫と人力式の転車台があった。インドネシアの
他の場所では殆ど見ることが出来ない貴重品である。
５号機は、１９１６年ドイツJung製のアウトサイドフレームD型機。 |
| 次へ 前へ 掲示板リンク |
|