再び走れる。これぞ本懐!!
インドネシアに再デビューした日本車たち
東急8000系、8500系が、都営6000系が。そして103系がカムバック!

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2006年8月撮影   
2006年8月12日 ジャカルタ=コタ駅JAKARTA KOTAに停車中の103系
 103系と言うと、地獄の通勤ラッシュと飲んだくれた挙句の最終電車が脳裏を過ぎる
ほろ苦い思い出が詰まった、こよなく身近な存在の電車でした。

 それが「さよなら103系」のヘッドマークに飾られて見送られるのですから
時代の流れをつくづく感じます。
(103系、113系首都圏引退記念:懐かしの国電にリンク)

 しかし郷愁の彼方に去ったはずの103系が、故郷を遠く離れて赤道直下の国
インドネシアで再デビューしていると聞いて驚きました。

2006年8月12日 ジャカルタ=コタ駅JAKARTA KOTAのラッシュアワー
 インドネシアに103系が渡ったのは2004年の10月と12月の事でした。
現在はクハ+モハ+モハ+クハの4両編成が4本首都ジャカルタ近郊で活躍しています。
オレンジと黄色のツートンカラーの塗装は、かつての国鉄上越型70系を思わせます。
 車内にJR東時代の
 表示がそのまま
 残されていました。
 
インドネシア語の
 注意書きの隣に
 東京近郊路線図が
 在りました。
 「クハ103−359」は武蔵野線で使用されていた編成でした。
消毒済票には「平成16.9.16京葉車両センター」と記されていました。
 2006年3月17日を以って
JR東から引退した103系ですが、
ジャカルタではまだまだ現役!
というより鉄道輸送の主役として
活躍していました。

 第二の人生、未だ現役。
その姿を見て何となく胸が熱くなる
思いでした。
(年とったなあ、ワレ。)
 
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