津波に破壊された鉄路(2011年11月13,14日撮影) |
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気仙沼市から南へ下る気仙沼線と北上する大船渡線は不通のままでした。
一ノ関へ向かう内陸区間だけが、辛うじて運行されていました。 |
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石巻線の前谷地から分岐する気仙沼線は、志津川から気仙沼まで海岸に沿って走ります。
海岸に出た途端に津波で根こそぎ流されてしまいました。
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松岩は気仙沼に程近い港町でしたが、海岸の近くには何も残っていませんでした。
瓦礫がすっかり取り除かれていました。画面中央が松岩駅のプラットフォームです。 |
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脇ノ沢は、陸前高田から一つ北よりの港町です。陸前高田は津波で壊滅的な被害を受けましたが
小さな漁村に何一つ残って居ませんでした。大船渡線が走っていたガーター土台がぽつんと残っていました。 |
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清水浜も志津川に近い港です。気仙沼線のコンクリート橋の残骸です。5mくらいの高さが
在りましたが、全て流されました。津波は、一体どれだけ高く押し寄せたのでしょうか。 |
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港全体が地盤沈下してしまった大船渡港を過ぎると、大船渡線と三陸鉄道が
接続する盛駅です。3月11日以来、盛駅を発着する列車がありません。構内の線路は
赤く錆付いていました。画面右奥に三陸鉄道のディーゼルカーが一両留まったままでした。 |
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