特集・3 大井川の夏
きみはクワイ河マーチを聴いたか!?
2010/8/20 大井川鉄道 C56 44 千頭駅 
 夏のお蒸さんを締めくくったのが大井川鉄道のC56 44号機でした。
C56 44号機は太平洋戦争時に90両の僚機とともに東南アジアに送られ、
戦後はタイ国鉄で生き残った歴史の生き証人です。

2010/8/20 大井川鉄道 C56 44、C11 190 101レ 千頭駅
 1980年に大井川鉄道で復活した後、2003年に一旦は引退しましたが大修理を重ねて
2007年9月4日に再々復活しました。
 タイ国との修好120周年を記念する泰緬鉄道仕様で同年10月7日から運行されましたが
2010年9月の全検を機に旧国鉄仕様に戻されることになったので緑の機関車も今年の夏で
見納めと成りました。
1あ
2010/8/28 大井川鉄道 C56 44 1001レ 抜里〜笹間渡  第一橋梁
泰緬鉄道仕様に名残を惜しんで、今回の御題は「大井川をクワイ河に見立てる」です。
まさに、熱帯を走る光景の再現は「夏のお蒸さん」に相応しいのではないでしょうかあっ!!
1あ

2010/8/20 大井川鉄道 C56 44 1001レ 大和田〜家山
 幸い沿線はモッサモサの林に事欠きません。
アジアの象徴バンブー林を背景に、先ずは小手調べです。


2010/8/20  大井川鉄道 C56 44 1001レ 下泉〜田野口  
 1001レの本命は、此処、大井河沿いの築堤を走る田野口付近でした。
予想通り鬱蒼としたジャングルを思わせる光景でした。電線と電柱が多少気になりますが
満足いくカットを収めることが出来ました。


2010/8/20 大井川鉄道 C56 44 1004レ 千頭〜崎平 第4橋梁 
泰緬鉄道仕様のC56 44号機。ボイラー覆いが緑色に塗られ、前面に手すりとカウキャッチャーが装着されました。
キャブの735はタイ国鉄の機番号、テンダーにはタイ語で「タイ国有鉄道」の頭文字が描かれています。
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