運材列車のダイヤは毎日変わり、降りしきる
雪の中で待ちぼうけを喰わせられたり、予想も
しなかった列車がやってきて慌てたりした。
この日は平林峠で運材列車を狙ったが、
前日は在ったスジが待てど暮らせど来なかった。
３時間後、目の前を馬橇（そり）にのった一家が
ゆっくりと村に向かって通り過ぎていった。
この日、これ以上の撮影を断念した・・・。
葦河こぼれ話
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葦河森林鉄道には、足掛け３日間滞在した。 運材列車のダイヤは毎日変わり、降りしきる 雪の中で待ちぼうけを喰わせられたり、予想も しなかった列車がやってきて慌てたりした。 この日は平林峠で運材列車を狙ったが、 前日は在ったスジが待てど暮らせど来なかった。 ３時間後、目の前を馬橇（そり）にのった一家が ゆっくりと村に向かって通り過ぎていった。 この日、これ以上の撮影を断念した・・・。 |
葦河で３晩宿泊した葦河賓館。部屋とベットは清潔で、泊まるだけなら 問題は無かった。しかし電話もテレビもラジオすら無く、まるで情報から 隔離された空間だった。おかげで夜は心行くまで眠ることが出来た。 ちなみにベットスタンドの電球は切れ、シャワーからは茶色い冷水が 出た。  節電のためか、ロビーも廊下も真っ暗であった。上の写真は、今回の 唯一のバルブ撮影である。（他の夜は酒を飲んで寝ていた。） 床掃除の従業員の姿が幽霊のように映っている。 |
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