 |
| あ2005年12月28日 |
| 冬のモウス砂漠の日の出は遅く、朝8時過ぎにやっと写真が撮れる明るさになりました。 それから、ひたすら列車が来るのを待つ。待つ。待つ。 いつ来るとも判らない汽車を待つ。待つ。待つ。 寒い寒い寒い〜。 (この寒さを画面からお伝えできないのが残念です。） |
 |
| 結局、朝から張り込んで、最初に現れたのは１０：２０のディーゼル機牽引の貨物列車でした。 目当ての前進型がやってきたのは、待ち続けること4時間後の１２：００でした。 更に3時間50分粘って2本目の前進型貨物列車（前のページ）を撮影しましたが、”もはや此れまでか・・・” 最後の前進型を撮るツアーは、予想を遙かに超えるハードなものでした。 |
 |
| 時刻は１６時を回り「早く町に戻って熱い辛い銀川名物火鍋料理を食べたい」と思いつつも、 「極寒砂漠で、一日粘って、たった２本・・・」では無念残念、観れん心、もとい未練心を抱きながら 鉄路沿いの道を暫く進むと、遠くの待機線で一条の煙が上がるのを発見しました。 |
 |
| さっきの貨物列車に追いついた！！ 走！走！走！！（急げ！急げ！急げ！！） ドライバーを急き立て、マイクロバスを駆り立て、列車を追い越し先回り、 なんとか撮影ポジションを確保しました。 やがて轟音と共に、前進型が牽引する貨物列車が接近しました。 |
 |
| ２００５年１２月２８日、１６：５０。 観るのが最後かも知れない前進型火車（蒸気機関車）は 白煙をなびかせ、眼前を足早に駆け抜けていきました。 |
| 次へ 前へ 掲示板リンク |