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| あ毛烏蘇沙漠２００５．１２．２８ |
寧夏（ねいか）回族自治区は中国の真ん中より少し北、内蒙古自治区と甘粛省に挟まれた地域です。 寧夏回族自治区の首府は銀川市、隣の甘粛省には蘭州、白金、酒仙などなど 僻地ファン（＆ハードコア的中鉄）にとって垂唾モノの地名がずらりと並ぶ秘境ですが、 西から押し寄せる脅威と、文明との戦いが太古の昔から続く最前線でした。 押し寄せる脅威とは、広大な毛烏蘇沙漠（モウス砂漠）です。 webで検索すると、砂漠化を食い止めようとするプロジェクトが幾つも進められていました。 しかし銀川空港からマイクロバスで僅か2時間あまりの行程のあと、目前に広がるのは 僅かな緑を次々に飲み込みながら街に迫る、凍りつくように冷たい砂丘の波でした。 太古鉄路はそんな砂漠地帯を辿り、砂漠の蜃気楼のように現れる都市へ 貨物を運ぶ専用鉄道でした。 そして太古鉄路では残り少なくなった前進型蒸気機関車が 最後の活躍を続けていました。 |
| あ |
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