殲撃(戦）６型（Ｆ-６）単座・超音速戦闘機

主要データ MiG-１９（ファーマー） 全　長 全　幅 １３．０９ｍ 　９．００ｍ 翼面積 ２５．０�u 自　重 最大離陸重量 ５，７６０ｋｇ ８，７００ｋｇ 最大速度 Ｍ 1.35/10,000m 上昇時間 17,900mまで8.2分 武　装 30mm機関砲X3 AAMX2 ソビエトの誇る最初の超音速戦闘機ＭｉＧ−１９の中国版。 とりあえず全天候能を備え、ＡＡＭも装備可能だった。 武器搭載能力に余裕があることから、爆弾を装備して 攻撃機ミッションにも用いられていた。 　中ソ蜜月時代の終焉 政治経済、軍事面でも大きな交流があった中ソであったが、 1958年にフルシチョフと毛沢東が共産思想を巡って口喧嘩した 事を発端に一挙に中ソ対立が表面化した。　　　　　　　　　　　・　 １９６４年に始まった文化大革命に至って、中国はソ連を 「冒険主義」「敗北主義」「大国主義」「社会帝国主義」と罵倒し、 １９６９年には国境で軍事衝突が発生するほど関係が悪化した。 そんなわけで以後の技術導入は大幅に制限されるところとなり 航空機のライセンス生産も苦境に立たされた。そこで戦闘機の 国産化計画が進められ、殲撃（戦）６型（Ｆ-６）を基礎とした 強-５（Ａ-5,F-9)などの機体が自主開発されたのである。

５４２式対艦ミサイル

中国製の対艦ミサイルというと、今でも日本を騒がせている某国の「シルクワーム」が有名だが とても現代的な能力を有しているとは言えない代物で、某々国の航空機マニアからは貴重品なの で動態保存を望む声があると聞く（冗談だが）。 　542式対艦ミサイルは更に年代物で1950年にソ連で製造されたが、何とMiG-15を改造したものであった。

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