殲撃(戦）５型（Ｆ-５）単座・複座戦闘機

主要データ MiG-17F 全　長 全　幅 １１．０９ｍ 　９．６２ｍ 翼面積 ２２．６�u 自　重 最大離陸重量 ３，７９８ｋｇ ６，０７２ｋｇ 最大速度 １，０７０km/h/10,000m 上昇時間 15,000mまで７．４分 武　装 37mm機関砲X1 23mm機関砲X2 朝鮮戦争時、あのB-29をバッタバッタと叩き落し、Ｆ８６Fと死闘を繰り広げて MiGの名を全世界に轟かせたのがMiG-15（ファゴット）、そして改良強化型が MiG-1７（フレスコ）であった。量産型MiG-1７Fが生産開始されたのが１９５２年、 そして中国では殲撃（戦）５型（F-5)の名称でライセンス生産された。 F-5の総数は７６７機、全天候型F-5Aが１２４機、複座のTF-5が１，０６１機である。

キャノピーの上に、チョコンと付いているのは後方確認用のペリスコープ。 コックピットの中は頭を振り向くことも間々ならぬほど狭かったので、結構重宝したらしい。

複座練習機の殲教ＦＣ−５(TF-5)型 本家ソビエトにはMiG-15の練習機型UTIMiG-15が多数在ったが、 MiG-17版練習機は中国のオリジナルである。練習機であるが機関砲１基を装備していた。

殲偵−５(ＦＳ−５)偵察攻撃機　　 説明には攻撃機型Ａ−５の派生型とあった。 偵察装備として光学式カメラ、レーダー、テレビ、赤外線探知装置を備えていた。 ソビエトのMiG-15型ＳＰ−１試作全天候型戦闘機（トリイ・レーダー装備）の模倣と思われる。

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