その４． 1971年9月30日　函館本線急行ニセコ無煙化　さよならC62　三重連。

函館本線小樽〜長万部間をC62重連が全力疾走した「急行ニセコ」１０３レ、１０４レはSLファン垂涎・・・ （そうでした！当時は「撮り鉄」とは言わなかったのでした）の的でしたが、1971(昭和46)年に無煙化され 9月30日に三重連でさよなら運転が行われました。 　上り１０４レの先頭客車は、窓やデッキから頭どころか半身を乗り出し、もう、君もボクも、ハコ乗り状態。

倶知安駅を発車する函館行き１０４レ急行「ニセコ１号」 　翌年1972年は鉄道開業100周年をむかえ、各地で特別企画が催されました。 SLブームも更にフィーバーして、重連、三重連、はては四重連運転まで出現し 沿線は熱狂の坩堝と化しました。そして遂に悲劇に至ったのでした・・・。

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