北見駅にて

北見駅に進入する上り試運転列車　2008年6月25日

石北本線が完全無煙化されたのは1975年7月のことでした。 昭和40年代には北見と遠軽に機関区があり、合計40両以上の蒸気機関車が 配置されていましたが現在では全て姿を消し機関区も撤去されました。 北見駅ホームのエンジ色の屋根に33年前の面影が残っていました。

今回33年ぶりに石北本線を走る蒸気機関車はC１１１７１号機。 客車は釧路湿原号やニセコ号でおなじみの１４系４両編成、 途中の難所常紋峠越えに備えて、DE15が２両補機につく物々しさでした。

遠軽駅のスイッチバックで列車の向きが変わるので、区間によって編成が目まぐるしく変わりました。 上り　北見〜遠軽　C11171(正向き）+客車＋DE152515+DE151542 　　　　遠軽〜白滝　DE151542＋DE152515+客車＋C11171 下り　白滝〜遠軽　C11171(正向き）+客車＋DE152515+DE151542　 　　　　遠軽〜北見 C11171(背向き）＋DE151542+DE152515+客車

てな按配です。 下りの遠軽〜北見間はC11+DE15+DE15という前代未聞の三重蓮と相成りました。

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