碇シンジ君が愛用のエヴァ初号機。a

　”エヴァンゲリオン”は旧約聖書に記されている”エヴァ”、”シト”は”12使徒”。
ネルフ本部の３台のコンピューターは”東方の三博士”に因んだと言われています。
おかげで”死海文書”や”使徒行禄”が爆売れしたそうです。

２０１５年１１月　相生駅に侵入する、もとい進入する500 TYPE EVA

　２０１５年は山陽新幹線全線開通５０周年、エヴァンゲリオン放送２０周年にあたります。
それを記念してＪＲ西が総力でエヴァとコラボレーションしました・・・って、訳が判る様な判らん様な
プロジェクトですが、驚いたことに５００系を１編成丸々エヴァ仕様に改修してしまいました。

２０１５年１１月　相生駅

　ＪＲ西のwebに”｢エヴァンゲリオン｣の監督である庵野秀明氏の監修と、メカニックデザイナーである
山下いくと氏の車両デザイン”と紹介されていますが、５００系のフォルムとアニメ調の色彩が良く似合い
中々にいい感じです。（でも”エヴァ”に登場したのはＪＲ東海のリニアでした。残念！！）

　500 TYPE EVAの一号車にエヴァンゲリオンのコックピットが設置されていました。
コックピットに入室するのにはwebで予約する必要があるのですが、大変な人気でした。
海外の熱烈なアニメファンが、流ちょうな日本語でアテンダントに話しかけていました。

２号車の室内も"NERV"本部風にデコレーションされていました。

　エヴァンゲリオンの身長設定は４０ｍ～２００ｍですが、
地面を蹴散らして疾走するシーンが何とも格好良いです。
　対して５００ TYPE EVAは全長２１０ｍ！！
２８５㎞/hで鉄路を駆け抜ける雄姿をご覧ください。

岡山～相生　２０１６年２月a

"シト襲来"

エヴァンゲリオンのもう一つの魅力は魑魅魍魎の如き姿の”シト”です。
次々と襲来する”シト”とエヴァンゲリオンが戦うのが物語の大筋ですが、
最後の”第１８シト”は人間だったという、深遠な設定が人気を呼びました。

そして・・・

品川駅　２００８年８月

何と云う事でしょう！！５００系も”シト”だったのです！！

訳のわからない設定、不条理な設定こそがJAPANIMATIONの魅力です。
Cool,JAPAN!!