夢が適う時　その４． 朝陽の登る家.過ぎ去りし日々の再現。

現か幻か。 夢の日々はあっという間に過ぎ、最後の締めくくりは鉄法鉄路の最盛期を再現することでした。 朝6：30。 遅れたやつは置いて行くぞと猛烈な決意の元に大青机務段に向かいました。 大青付近は丁度東西に線路が伸び、朝陽が真後ろから上がってきます。 かつての机務段には20両を越える上遊がひしめき合い 白い湯気を身にまとい陽光に身を輝かせる光景は壮観そのものでした。 2008年2月12日に集う火車は建設、上游、躍進、KD-6の4両でした。 過ぎ去った光景は果たして再現されるでしょうか。

機関車の真後ろから朝陽が上りました。 4両の火車がギラリを輝きました。 （うおおお〜・・・・） 42人の「いい年したオトナたち」が声にならないどよめきを挙げました。

機関車と太陽と煙とギラリ。 決定的瞬間を捉えるポジションと時間は一瞬でした。 「いい年したオトナたち」もこの時ばかりは本能むき出しの姿に還ったようです。 まあ善いやな。篤き血潮は健康の秘訣。 おじさんには健康が第一。道楽最高！！

夢が全て適えられました。 こうして「いい大人の修学旅行」（命銘byＤＴ２００Ａ）は大団円を迎えたのでした。

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