てなわけで

コタキナバル、ＳＬで巡る赤道の旅

THE STEAM TOUR OF Kota Kinabalu

北ボルネオ鉄道のエンブレム コタキナバルは、ボルネオ島北部マレーシア国サヴァ州の州都です。 ６０年前はいざ知らず、現在は日本からコタキナバルまでマレーシア航空の 直行便が僅か５時間で結ぶ、ボルネオ島（カリマンタン島）は直ぐお隣の島でした。 島と言ってもボルネオ島は世界で三番目に大きい島、総面積７４万k�uもあります。 （ちなみに日本は３７万k�uです。はいっ、勉強になりました！） ボルネオ島ではマレーシア、インドネシア、ブルネイの３つの国が国境を接し、 マレーシアはマレー系、中国系、インド系、そして先住民族が住む多民族国家。 近代歴史はイギリスが占領したり、日本が絡んだり、複雑なので思い切って省略。 さて、本題。 　コタキナバルに我らが「鉄」の垂涎たる蒸気機関車が走っていました。

その名も北ボルネオ鉄道。２０００年２月２２日、２９年ぶりに復活したＳＬ列車の 先頭に立つのは、英国バルカンファウンドリー製の６−０１６号機でした。 ０１６号機は１９５４年製造、英国で最後に造られたＳＬの一台だそうです。 （北ボルネオ鉄道HPより転載） 車輪の配置は１-Ｃ-１型、全長約１７ｍ、ゲージ幅が1,000mmという、小柄なテンダー機関車でした。

タンジュンアル駅

北ボルネオ鉄道は、東マレーシアのサバ州営鉄道の一部を借用して運営される 観光鉄道ですが、コタキナバル中心近くのタンジュンアル駅を発車し、17kmほど南のパパール まで約４時間ほどかけて往復します。運転日は毎週水曜日と土曜日でした(2004年)。

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