以下の発言記録は、信頼すべきゲイツ氏の側近のメモによるものである。
（注．原文は英語であり、訳注は内容の理解を補助するため訳者が小さな親切心で加えたものである。）

＊＊最近開催されたコンピューター展示会（ＣＯＭＤＥＸ）において
　　　 ビル＝ゲイツ氏はコンピューター産業界と自動車工業界を比較して
　　　 以下のステイトメントを発表した。


　　"もし、ゼネラルモータース（注１）がコンピューター産業界と同様の
　　テクノロジーを所有していたら、消費者は1ガロンあたり
　　1,000マイル（注2）走行できる自動車を25ドル（注３）で買うことが出来るであろう。"
　　　　　　（注１）GM社のこと。
　　　　　　　　（注２）英国では11,000ヤード/オンス、アメリカでは13,784.053ヤード/オンスに相当。
　　　　　　　　（注３）2003年4月21日午後15時31分現在３，００２円。

＊＊この発言に対して、ＧＭ社（注４）は記者会見において
　　　次のような公式見解を述べた。
　　　　　　（注４）ゼネラルモータースのこと。

　　"もし、ゼネラルモータース社がマイクロソフト社（注5）の
　　テクノロジーに類似した技術を所有していたら、
　　運転者は下記のような環境下において自動車を
　　運転しなければならないであろう。
　　　　 （注５）MS社のこと。同社OSユーザーの９５％はM感覚の持ち主。（当社推定）

　１． その自動車は、少なくとも1日に2回、何の理由も無くクラッシュする。

　２． 道路の通行標識が塗りなおされるたびに、
　　　　運転者は新しい自動車を購入する必要に迫られる。

　３． その自動車は、しばしば何の前触れも無く、
　　　　高速道路を走行中にフリーズ（注６）する。
　　　　その際に運転者はまず自動車を路側帯に引っ張っていき、
　　　　全てのウインドウを閉じ（注７）、
　　　　エンジンをシャットダウンし（注８）、
　　　　その後にリスタートに成功して運転を再開する前に、
　　　　再び全てのウインドウを開けなくてはならない。
　　　　運転者は理由の如何にかかわらず
　　　　これらの手順に素直に従わなければならない。
　　　　　　 （注６）にっちもさっちも往かなくなる事。拳銃を突きつけられたときは尚更である。
　　　　　　　　（注７）パワーウインドウは動作しないので力ずくで閉めなければならない。
　　　　　　　　（注８）エンジンのシャットダウンに際してはchapter10に従うこと。

　４． 左折しようとしてハンドルに触れる（注９）などの
　　　不当な操作したときに、何の前触れも無く自動車のエンジンが
　　　シャットダウンされ、再起動不能（注10）に陥る。
　　　その場合、運転者はエンジンを再インストール（注11）しなければならない。
　　　　　　　（注９）運転中にこのような異常な操作は絶対に禁物である。
　　　　　　　（注10）キーを廻して異常音が発生する場合はギアかHDDに深刻なダメージがある。
　　　　　　　（注11）ユーザーサポートなら手数料8,000円、カーポートなら買い替えを勧められる。

　５． マッキントッシュ社（注12）は、ソーラー発電式の自動車を
　　　製造できるらしい。その自動車は信頼性に富み、
　　　5倍以上も早く、2倍以上もスムーズに運転できるらしい。
　　　しかし、その自動車の通行量は全体の５％以下であろう。
　　　　　　（注12）ハンバーガー１個５７円。


　６． オイルレベル、冷却水温、その他の異常を知らせる警告シグナルは、
　　　すべて「普遍的なエラーが生じました」（注13）というシグナルに統一される。
　　　　　　（注13）本場では"General Protection Fault"と言うらしい。


　７． エアバッグが作動する前に「作動してもよろしいですか？」と
　　　運転者に確認を求めてくる。

　８． しばしば、何の前触れも無く、ドアが開閉不能になる。
　　　その場合はドアノブを引っ張り、
　　　キイをひねり、
　　　同時にラジオアンテナを引き出さなくてはならない。（注14）
　　　　　　　（注14）非常に高度で熟練が必要な操作であるがwinユーザーなら100%できる！！

　９． ＧＭ社がニューモデルを発売するたびに、
　　　その運転方法が旧型車と全く異なるので、
　　　運転者はもう一度教習所に通って学びなおさなければならない。

　10．エンジンを切るときは「スタート」ボタンを押すこと。（注15）
　　　　　（注15）アメリカンジョークはグローバルスタンダード。勿論イ●クでも通用する。

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